AI Crewは組織図に名前が載り、共に働くチームメンバーです
AI Crewは画面の隅にいる手伝い役ではなく、組織図に人と並んで名前が表示されるチームメンバーです。メッセンジャーのチャンネルに入って依頼を受け、結果と確認すべき点を会話に残します。AI Crewが行う仕事は、常に仕事を任せた人の権限の範囲内にとどまります。
このような方へ:AIを自社の業務にどう取り入れ、どこまで任せてよいかを判断する必要がある実務責任者とIT担当者の方におすすめします。

組織図のチームメンバーであるということ
人に仕事を任せるのと同じやり方で、AI Crewにも任せます。
すべてのサービス画面の上部にある組織図とプロフィールで、AI Crewを人と同じ場所から探せます。⌘Kのクイック検索では、サービス・人と一緒にAI Crewも検索されます。
AI Crewはメッセンジャーのチャンネルメンバーとして依頼を受け、処理した結果と人が確認すべき点をその会話に残します。どのサービスからでも、画面の上部にあるAI Crewのコマンド画面ひとつで仕事を任せ、同じ会話で報告を受けます。
AI Crewが実際に仕事を実行し、記憶する部分は、AI Crew専用のプラットフォームであるCrewonが担います。crewai.workは、人が指示し、確認し、結果を見る場所です。
アシスタント型と社員型
AI Crewは働き方によって2種類に分かれます。違いは「誰のために働くか」です。
1人を専任で担当する個人アシスタントです。担当者は1人で、その人のメール・予定・決裁・タスクを一緒に見て、Todayレポートで1日をまとめます。スタート画面で自動的に採用されます。
特定の業務分野を担当する専門のチームメンバーです。複数の人が担当者に指定され、一緒に仕事を任せて結果を確認します。AgentHubでプロフィールを見てお試ししてから採用します。
担当者がいます
すべてのAI Crewに、責任を持つ人が指定されます。
AgentHubで、AI Crewごとに担当者を指定します。アシスタント型は1人、社員型は複数人を指定できます。担当者はAI Crewが行った仕事と結果を確認し、確認の依頼に答えます。
採用を解除するときは、それまでに蓄積したナレッジと指針を引き継ぎます。メンバーが替わっても、仕事の文脈は会社の中に残ります。
AI Crewと人の役割
- メール・予定・資料を探し、読み、要約します
- メールの返信、文書、決裁の起案などの下書きをつくります
- 社内の予定調整のようにリスクの低い仕事はすぐに処理して報告します
- 足りない情報があれば聞き返し、確認が必要なら確認カードを出します
- 処理した仕事を処理履歴に残します
- 外部に出るメールの送信と外部への共有を確認し、承認します
- 電子決裁の決裁は、承認ルートにいる人が行います
- 決済・注文・代理承認は人が自分で行います
- AI Crewの担当者と、採用・解除を決めます
- 管理者は人の確認のルールをより厳しく決められます
AI Crewにできないこと
以下は、設定に関係なくシステムで止められているか、常に人が自分で行う仕事です。
- 電子決裁の決裁(承認)。AI Crewが決裁しようとしても処理されず、決裁者は起案者と別の人である必要があります
- アカウント・セキュリティ設定の変更
- 人の承認のない削除(例:連絡先の削除は常に人の承認を経ます)
- 決済・注文・代理承認
- 貿易業務の通関申告・信用状の開設・決済・原産地証明
- Crew Browserでウェブ作業をするときの決済
- AI Crewは、仕事を任せた人の権限の範囲を超えられません
- 管理者は人の確認のルールをより厳しくする方向にだけ変更でき、緩めることはできません
AI Crewと共に働く場面
以下の場面は、架空の会社、株式会社オンダムリビング(オンラインの生活用品ブランド)を例にした事例です。
購買担当者が「オンダムのマグセット」発売チャンネルでAI Crewをメンションし、先週の協力会社とのメールから納期の内容を整理するよう依頼します。
AI Crewが購買担当者の見られるメールの中から探し、納期・数量の変更内容を要約して、確認が必要な日付2か所を示したうえでチャンネルに残します。
協力会社に送る返信の下書きをつくり、外部への送信なので、送る前に確認カードを出します。
購買担当者が下書きを直して承認すると送信され、何をいつ送ったかが処理履歴に残ります。
よくある質問
AI Crewは人のアカウントと同じ権限を持ちますか。
いいえ。AI Crewは、仕事を任せた人の権限の範囲内でのみ動きます。任せた人が見られない資料は、AI Crewも見られません。
AI Crewが代わりに決裁できますか。
できません。管理者の設定でも解除できません。決裁は承認ルートにいる人が行い、AI Crewが関わるのは、起案の下書きを手伝うことや意見を残すことまでです。
アシスタント型AI Crewはどのように用意されますか。
最初のスタート画面で、個人アシスタントのAI Crewが自動的に採用されます。その後は、コマンド画面とTodayレポートですぐに一緒に働けます。
AI CrewはどのAIモデルを使いますか。
SaaS型は承認済みの商用モデルを使い、構築型は社内モデルまたは承認済みの商用モデルを選べます。モデルを替えても、会社のルール・資料・連携の設定はそのまま残ります。
AI Crewが間違えたら、誰が気づけますか。
AI Crewが行った仕事は処理履歴に残り、担当者が結果と確認の依頼を受け取ります。外部に出る仕事や元に戻しにくい仕事は、人が確認してからでないと進まないため、間違いが社外に出る前に人が確認できます。
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